Koji memo(15) ナイーブな日本人

外国人と話していて「日本人はナイーブだから・・」という 言い方を聞くことがある。 話のつながりがどうもおかしい と感じてあとで辞書を引くと、その意味の解釈が小生の理解とまるきり 違っていることに気がついた。通常間違って解釈している 「感じやすく繊細である」という意味は全く無く、「愚直、 単純、戦略の無い、バカ正直」という意味である。
諸外国との交渉ごとにおいて、いつも損をしているように 論評されることが多いが、本当にそうであろうか。 実は小生もこのKojiMemoで、外国と対等にやり合うためには 「ナイーブを脱してもっと戦略をもって交渉しよう」と書く 予定であったが、最近ちょっと思い直して来た。
そのきっかけになったのが、あの中東での果てしない人間の 愚かな葛藤である。戦略の権化のような欧米一部先進国の、また棒弱無人なる 振る舞いをする国々の行いを見て、たしかに短期的には有利に ことが運んだとして、長い歴史の中で本当に良かったといえるのか、 大いに疑問に思い始めた。 戦略におぼれる人間(国)は戦略に よって滅ぼされる。 
何も考えないで、とは言わないが愚直に ひとつの真実を貫き通すことの方が最後は強いのではないかとも 考える。「ナイーブな日本人に声援を送りたい」
ただし、「ナイーブということは、時として単純で思慮不足、 相手の立場を考えない」ということと紙一重のところがある ので、ことは単純ではないが・・・