Koji Memo(18) 2007年頭に思うこと

明けましておめでとうございます。
昨年は、ここ数年来続いている異常事象(自然現象および人為現象)が さらに顕著に表れた年であった。地球温暖化がこのような形で自然界か らの警告が出されることは気が付かなかった。いよいよ人類の叡智が試 される時に至ったようである。
数ヶ月前、「後世に伝えるべきメッセージ」とかいうTVシリーズで、 湯川秀樹博士の原水爆廃絶運動の壮絶な戦いと挫折のドキュメンタリー を見た。あれだけ影響力のある人が世界の科学者を巻き込んだ大きな動き につなげても、事態は悪化に向かっている。人間・人類の愚かさを痛感せ ざるを得ない。 しかし、このメッセージは確実に多くの人に受け継がれ、 いつの日か必ず花開くときがくるものと信じたい。
環境破壊を食い止める努力は、世界レベルで浸透してきている。人類の叡 智も捨てたものではない。50年、100年かけて地球の修復をしていかねば ならない。
さまざまな社会悪を断ち切るために、神の力、宗教の力に頼ろうとする一部 の人たちがいる。その志は純粋で尊いし、それによって救われる人も少なく はない。 しかし、それで全世界が救えるとは思えない。 諸悪の根源を断 ち切ることは不可能であるが、それに立ち向かう努力が重要であろう。  人間の体の中には無数の細菌、ばい菌が存在する。 それらがバランスを保つ ことで、健全な身体が保てる。 戦争のない、社会悪の存在しない世の中が 到来したら、なんとおぞましい無味乾燥なものになるであろう。 悲しみが あるから喜びが生まれ、醜くさの中に発見された本当の美しさに感動する。
新総理のいう「美しい日本」は、この美しさであろう。 今年も多くの美しさ に出会い感動するとともに、自らそのごく一部でも手助けできる機会がくる ことを願っています。
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私事で恐縮ですが、現在の活動の近況については、[FDS labo] のトップページ の[リンク集] Techmas, Spar Point Research , ENAA のなかで紹介しております。
2007-1-1 Koji